中日ドラゴンズ選手の契約更改で思う

 例年11月12月になると、プロ野球選手の契約更改交渉が行われ、新聞紙面を飾ることも多い。 各選手はその年の活躍状況が査定され、戦力外通告されたり、大幅ダウンで泣かされる選手がいる一方で、大幅アップの提示を受けて笑う選手もありと、悲喜こもごもの人生劇場が展開される。 成績不振選手の大幅減俸は当然である。 年俸のダウン額が大きくて、自分で納得できず、自由契約となってしまう例もあり、実力社会とはいえプロ野球の世界は厳しいものがある。

 私は地元のドラゴンズファンであり、勝敗はもとより、各選手の活躍には目を光らせているほうだと思う。 今年のドラゴンズは、投手陣にケガ人が多く、10勝投手は若手の大野雄大選手のみで、チーム成績は当然ながらリーグ4位と振るわず、高木監督の苦肉の策も実らず、頼みのCSにも届かなかったのは残念であった。 打撃陣ではルナ選手の怪我が大きかった。

 来年、上位を目指すためには、何としてもカブレラ、大野、吉見を中心とした投手陣の充実、補強が優先されると思う。 今年の打撃陣の中で最も目立つ活躍をしたのは、藤井淳志外野手である。 出場試合数は108試合とやや少ないが、他に3割を打った選手が途中帰国のルナのみの中、準レギュラーで、打率3割5厘、6ホームランは立派である。 彼は俊足で、肩もよく、打撃センスは抜群で、もっとバントの技術を磨いて、常時出場すれば3割は楽に打てる選手だと思う。 ところがである。 数日前に彼の契約更改記事が、中日スポーツ紙で報道された。 100万円増の2300万円でサインした(させられた?)というのだ。 これは大島洋平外野手の半分にも満たない額である。 驚きという他はない。 今年の実績から見て、倍増でもおかしくはない。 断わっておくが、私は藤井選手の関係者でもなければ、知り合いでもなく、直接会ったこともない。中日の外野陣は和田、藤井、大島、平田、堂上(剛)、など多彩であるが、走攻守の総合力で見ると、現時点でNo1は藤井だと私は思う。 

 チームは、契約更改において、公正で正確に選手の力量、貢献度を評価できる人を登用すべきである。 変てこな理屈は排除すべきだ。 経営者の姿勢が問われていると思う。

 先週末、宇都宮を訪れた際に、紅葉の始まった那須烏山の那珂川周辺を歩き、産卵のため懸命に泳ぐサケの遡上を見て感動した。 サケの遡上は2年前にアラスカで観察したのが初めてだった。 まさか国内で目の当りで観察できるとは思っていなかったのでとても感動的だった。 サケはシロサケで、遡上はこのところ年々増えているという。


   幸せの追はねばひよいと来る小春     鷹崎由未子
   鮭群れて上るもあれば屍も          中島澄夫

  
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コメント

中日ドラゴンス

 今年の中日は残念でしたね。先に点をとれば倍返しされるし、「今でしょ」という時には打たないし、ストレスでした。

 来年は新体制、果たしてどうなるでしょうか。私は個人的には井端と山崎選手が好きでした。二人とも中日ではもう見られませんね。

 csを逃した中日に変わって楽天のマー君を応援していました。

 成績が悪ければ減俸ということは しかたのないことかもしれませんが、野球での怪我で休む場合は少し可哀そうな気もします。来年の成功を祈っています。

Re: 中日ドラゴンス


>  来年は新体制、果たしてどうなるでしょうか。私は個人的には井端と山崎選手が好きでした。二人とも中日ではもう見られませんね。
>
> 10勝以上できる活きの良い投手を3人くらい揃える事が出来れば、期待できるでしょう。
  その意味では、ドラフトがヒットするかどうかが分かれ目でしょうか。 外人頼みではちょっと
  寂しい気がします。
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プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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