地球から火星へ8万人が移住へ

 「旅は道連れ、世は情け」という。 旅は人を強くし豊かにする。 一人旅よし、仲間との旅よし、そして家族旅や夫婦旅もよい。 道中、苦難もあるが、それを何とか打開するのも旅である。 まさに、「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」である。

 地球から離れて別世界で暮らしてみたい人にはうれしいニュースだ。 米国メディアの先月27日付け報道によると、宇宙ベンチャー企業のスペースX社の共同設立者および最高経営責任者(CEO)で、かつテスラ・モーターズ会長兼CEOを務め、米国におけるIT革命児で、今注目の若手起業家、イーロン・マスク(Ilon Musk)氏は、今後15~20年の近未来に、地球から火星に8万人を移住させ、自給自足の生活を送り子孫を残すという壮大な計画を立案中だという。 当初は、まず10人未満の少人数を移住させ、集団で自給自足可能な居住区を作ることから始めるということだ。

 Musk氏は「21世紀の自動車王」の異名を持ち、自前の自動車会社(テスラ・モーターズ)で安価で高性能な電気自動車(EV)「モデルS]などを開発発売し、また宇宙ロケットと宇宙船を開発し、5月に国際宇宙ステーションとのドッキングを成功させている。

 米航空宇宙局(NASA)は2011年11月に打ち上げた史上最大の無人火星探査車、「キュリオシティ Curiosity」を使って採取した火星の土や気体のデータを分析しつつあり、近々歴史的な分析結果を発表するのではないかとの期待が高まっている時でもある。 NASAの今年10月17日の発表では、火星の地表を覆っている土は、ハワイの火山に由来する玄武岩質の土とよく似ており、石の化学成分は地球の火山帯にある火成岩と類似で、長石を多く含む一方、MgやFe分の含有度は低いという。 さらに10月27日の発表では、丸い砂利を含む堆積岩を発見し、この砂利は水に流されて丸くなったと考えられ、採取地域は太古の川床の跡地であると推定できるらしい。

 火星に大量の水があった直接の証拠が見つかったのは今回が初めてであり、一時は人の足首から腰程度の深さの水が存在し、流れは秒速約1mだったと推測できるという。 かつては微生物などの生命を育む温暖な環境だった可能性があり、NASAは現在、有機物など生命活動の痕跡がないかどうかを調査中である。

 民間人の宇宙旅行が現実となる日が遠くないといわれる時代である。 Musk氏の夢は実現するのか、火星は人類を受け入れる用意があるのか。 いずれにしても夢は大きく、そして楽しくありたいものだ。

Skiing in Yokoteyama
志賀高原・横手山スキー場・山頂からの眺め
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プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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