座る時間を減らせば寿命が延びる

 近年、モータりぜーションの発達やパソコンが普及し、座って仕事をする人が増えている。 「座っている時間を減らすと寿命が延びる」という興味深い調査研究が発表され注目されている。 最近、ルイジアナ州立大学のピーター・カツマルジク(Peter Katzmarzyk)博士らが英国の医学雑誌(BMJ)に発表した。

 約16万7000人を対象にしたこの研究によると、平均的な米国人は1日平均7.7時間座って過ごしているが、、これを1日3時間未満にすると、平均寿命が2年延びることになるという。 また、テレビを見る時間を1日2時間未満にすれば、寿命が約1.4年延びるという。 

 座って過ごす時間は確かに増えている。 朝食、出勤用の運転、デスクワーク、帰宅用の運転、夕食、夜のTV,PCと、多くは座ったままである。 積極的に運動を取り入れないと、肥満やメタボリックシンドロームを経て、もろもろの生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、心筋梗塞、脳梗塞など)を招くことは目に見えている。

 職場で座る時間を減らす工夫として、高さ調節可能な机の採用がある。 できるだけ立ったまま働ける「立ち机」を利用し、体調に応じて座ることも可能にするのだ。 机の上にシャレたボックスを用意し、パソコンだけを高くして、立って使えるようにしてもよい。 これからは立ったり座ったりと、いろいろな体勢で自由に仕事ができる多機能的な仕事場、ワークステーションを作ることが望まれると思う。

 朝の新聞を立って読んだり、旅行はできるだけ自家用車をやめ公共交通機関を利用し歩く機会を増やすなど工夫はいろいろある。

 生活をより活動的にする簡単な工夫として、「立つ時間を増やす」よう心がけたいものだ。 
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プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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