日本にも毒グモ「セアカゴケグモ」がいる!

 夏から秋にかけて家の周囲や畑にはクモの巣が目立つ。 うっかり頭を突っ込むと体に糸が絡み、時には家の中までクモを連れ込む羽目になることもある。 

 今月3日、福岡市の介護福祉施設で、入所中の86歳女性が、靴の中に入り込んでいた毒グモ、「セアカゴケグモ(背赤後家蜘蛛、red-back widow spider)に足の小指を咬まれ、全身の痛みと呼吸困難を訴え、民間病院へ救急搬送されたことが報道された。市は抗血清を備蓄していたが、全て先月に期限切れを迎えており、やむおえずこれを投与して助かったという。 事故後、市が周辺の公園2か所を調べた結果、新たに約50匹の「セアカゴケグモ」を発見し、殺虫剤で駆除したという。

 セアカゴケグモは外来種のクモで、原産地はオーストラリア、日本では1995年大阪府で発見されて以来、沖縄、九州、四国、本州の各地で見つかっており、愛知、岐阜、三重の東海3県でも確認されている。ガレージの溝、フェンスの下、公園、学校、自販機の下などに好んで住む。 熱帯地方には広く分布し、咬まれて死亡例の報告もある。

 成虫の体長はメスが1~2cmで、脚を広げると3cm程度となる。身体は黒色で、背面にひし形が2つ縦に並んだような赤色の模様がある。腹面には砂時計状の赤い模様をもつ。成熟するにつれて黒色は茶色に変わり、赤い模様も薄くなる。オスはメスより小さく3~5mm大で、毒をもたない。メスは神経毒の「αーラトロトキシン」という蛋白をもつため、素手で触らないよう注意が必要だ。 うっかりして咬まれると神経毒により運動神経系、自律神経系が障害され、激痛を来す。 間もなく咬まれた部位が腫れ、3~4時間後には発汗、発熱、吐き気、嘔吐、めまい、頭痛、関節痛、呼吸困難、高血圧、排尿困難などの全身症状を示すことがある。

 咬まれて放置すると毒素効果で皮膚が腐ることもあるとされるので、咬まれてしまった時には早急に医療機関を受診し、抗血清による治療を受ける必要がある。 背中が赤い蜘蛛をみたら、注意したいものだ。

サバンナのガチョウ
 サバンナのダチョウ(Ostrich):2012年夏ケニアにて撮影         

鳥類では最大種で、胸筋が貧弱で飛行できない。ライオンなど
の敵が近づくと時速60キロメートル以上の速さで走る。
頭高で視界が広く視力と聴力が優れているため、野性のダチョウ
に接近することは難しい。
宝塚歌劇団のトップスターが着用する羽飾りはダチョウの羽で
ある。
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コメント

No title

何年か前話題になった
セアカゴケグモニュースでみた事あります、
まだ いたんですね!

結構怖いけど以外にみんな気にもせず
畑仕事とかしていますよね(*^-^)ニコ

Re: No title

>> まだ いたんですね!
> 蜘蛛なら安心とはいかないようですね。
 背中の赤色に注意したいです。


> 畑仕事とかしていますよね(*^-^)ニコ
 まだ、おおかたのクモは人には無害なので
 仲良くできそうですが・・・・将来増えると
 心配な面もあります。
Secret

プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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