抗酸化物質について

 我々は呼吸により酸素を取り入れ、これを循環させて全身の約60兆個の細胞に送り生きているが、取り込まれた酸素の1~2%は活性酸素になる。そしてこの活性酸素こそが遺伝子変異などを起こしてガンや老化の主因となるとされている。 我々の体には生まれつき活性酸素を消去する仕組みが備わっているが、十分ではなく、食べ過ぎ、空気汚染、紫外線、ストレスなど活性酸素の産生を増やす要因が重なると、やがて発ガン、老化進行へとつながり易い。米国では国家プロジェクトとして「Designer food project]を立ち上げ、食品の抗ガン作用を調査し、ニンニク、キャベツ、大豆、生姜、ニンジン、玉葱、ブロッコリー、トマトなどを積極的に摂取すべき食品の上位のあげている。いずれの食品も強力な抗酸化作用をもつ成分として、アリシン、スルフォラン、イソフラボン、ショーガオール、ケルセチン、リコペンなどを含んでいることが知られる。緑茶に含まれるカテキン、赤ブドウ果皮に含まれるレスベラトロール、ブルーベリーに含まれるアントシアニン、キノコ類に多いβグルカンなども抗酸化物質である。 健康増進と健康長寿を目指すためには、いろいろな抗酸化物質を含む野菜や果物をバランスよく摂取することが極めて大切だと思う。

デザイナーフーズピラミッド2

Designer Foods Pyramid
(米国国立癌研究所1990年)

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プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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