人類発祥の地、ケニアへの旅

 8月7日から1週間夏休みをとり、人類発祥の地、ケニアを旅してきた。 アフリカ大陸への上陸はわが人生において初である。ケニアは赤道直下にあり、暑い土地の先入観をもっていたが、国土の大部分は標高1100~1800mと高く、この時期の気温は13~28℃で、朝は上着2枚では肌寒く、昼は2枚で丁度、日本の夏よりはるかに過ごしやすい。 日本のような四季はなく、1年の平均気温は25℃という。長距離走で強い人が多いのもうなずける。 車の洪水の感がある首都のナイロビから一歩郊外に出ると広大なサバンナが延々と続き、そこはまさに秘境であり、野性動物の天国である。 アンボセリ(1拍)、マサイマラ(2泊)、ナクル湖(1泊)へと回り、各所でサファリカーでサファリを試みた。 

 この時期は雨期を求めてヌーの大群が南のタンザニアから川を渡ってケニア側に押し寄せ広大なサバンナを埋め尽くすほどの壮観である。 加えてシマウマ、ガゼル、インパラ、バッファロー、キリン、ゾウ、サイ、イノシシなどの中~小群が混じり、動物天国の様相である。 さらに少数のライオン、チーター、レパード、ワニなどの肉食動物が点在し、草食動物を狙う構図となっている。 かつて狩猟の対象となった大型動物のライオン、アフリカゾウ、アフリカスイギュウ(バッファロー)、ヒョウ、サイを、今でも「ビッグ5」と呼んでいる。 アンボセリでは、アフリカ最高峰のキリマンジャロの雄姿が望まれて素晴らしかった。

 移動途中にマサイ族の小村を訪れた。20人ほどの独特のダンスと歌で歓迎を受けた。村は木のやぶで囲まれ、小さな家の壁は牛の糞を塗りつけて乾燥させたもので、周辺にハエが多いのも納得である。 修理しやすい利点がある。 電気や水道はないが、敷地内には子供達を教育する学校がある。スワヒリ語と英語が公用語となっている。 マサイ族は紀元前2000年の文化を引き継いでおり、伝統衣装をまとい、誇り高い民族として知られる。牛、ヤギ、ヒツジの放牧で暮らす。 ちなみに、米国44代大統領でノーベル平和賞を受賞したバラク・オバマ氏の父親はルオー族のケニア人であり、マケイン氏を破って大統領当選が決まった翌日の2008年11月6日はケニアの祝日となった。

 サバンナの大自然と古代~現代文化が混在するアフリカ文化を肌で知る心に残る旅であった。


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コメント

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ケニアに旅行なんてうらやましいです。

マサイ族ってテレビで見た事ありますが
あれは観光用の衣装だと思ってましたが

ふだんは 文明的な今普通の生活だと思ってましたが…
とにか くお疲れ様でした、
やはり日本が一番ですよね(*´pq`*)ムフッ

マサイ族の生活

 マサイは伝統文化を守っている数少ない民族の一つです。
 火起こしも自然の木だけを使って行います。 現代人は
 人間にとって何が大切か教えられることも多いと思います。
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プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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