感染性胃腸炎の好発期

 ソメイヨシノが大方散り、今度はチューリップ、花かいどう、八重桜と満開が続く。 春爛漫である。 今年は3月下旬から急に夏めく天気となり、早くもミニ、中玉、大玉を含めて4月1日にトマトの植え付けを終えた。 これまでは例年4月10日前後だったので、我が家では史上最も早い植え付けとなった。 どんな成長を見せるか楽しみである。

 冬季から春にかけて、嘔吐、下痢、腹痛、発熱をきたす感染性胃腸炎の患者が増えている。 感染性胃腸炎の原因ウイルスには、ノロウイルス、ロタウイルス、サポウイルスなどがある。 

 ノロウイルス感染症は、冬場の11月~2月をピークに流行する感染性胃腸炎で、感染力は強いが、脱水とならないよう水分補給に気を付ければ、通常3日以内に回復する。 ただしウイルスは7日間は糞便中に排泄され続けることに留意する必要がある。 ウイルス排泄を助けるため下痢止めの薬は不要である。 ワクチンは現在開発中で現時点で利用できない。

 ロタウイルス感染症は、例年3月~5月にかけて流行がピークになり、0歳~10歳の乳幼児、子供に最も多くみられ、次いで60歳以上の高齢者への感染が多い。 最近の厚労省発表では1月下旬以降増加が続いている。 下痢便が白色になることがある。 少量頻回の補水液で脱水を防ぐよう努める。 ワクチンは単価と5価の2種類があり、任意接種である。

 感染経路は、両者とも糞口感染を主体とし、調理や汚物による接触感染や飛沫感染、食事による感染などがある。 両感染症ともアルコール消毒は効果不十分で、塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムが有効である。 予防には、汚物処理を上手に行い感染を拡大させないよう配慮し、何より「手洗い」を徹底すべきである。

ひと枝の折れしが匂ふトマト苗  米沢光子
赤々とトマトに名あり桃太郎  和田絢子
青臭しトマトのわき芽つみし指  竹内弘子
食卓にひと色欲しとトマト捥ぐ  夏目満子

実相院の啓翁桜
京都・実相院の啓翁桜 (2018年3月18日 撮影)

真如堂の桃の花
京都・真如堂の桃の花 (2018年3月17日 撮影)
スポンサーサイト

コメント

Secret

プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR