トマトやリンゴで肺機能低下を予防する

 人間の死亡の予測因子の一つに、肺機能の低下がある。 肺機能の低下は30歳前後で始まり、喫煙歴の有無や各種呼吸器疾患など、それぞれ個人の健康状態に応じて進行していく。 肺機能の良否の判定には、鼻を閉じ、口呼吸でスパイロメトリーを用いて1秒量努力肺活量を測定するのが一般的である。 年齢とともに1秒量と肺活量は減少し、肺内に残る残気量が増加する。 
 米国のJohns Hospkins 大学のGarciaーLarsen、V らの研究によると、トマト果物(リンゴ、バナナ)を多く食べる人は、あまり食べない人に比べ、加齢に伴う肺機能の低下が有意に少ないことを証明できたという。 含まれる抗酸化物質の摂取が肺に良い影響を与えるようだ。

 この研究は、英国、ドイツ、ノルウェーの3ヵ国住民680人(平均年齢 44歳)について、食物摂取頻度調査表を用いて、10年間の経過を追跡し比較したものである。 食事摂取を工夫するだけで、加齢による肺機能低下を緩和し、遅延できることは頭に入れておきたい事実である。 

千万の宝にたぐひ初トマト  杉田久女
太陽を孕みしトマトかくも熟れ  篠原鳳作
さびしうなってトマトをもぐや澄んだ空  種田山頭火
トマト熟れ防鳥ネットが風に舞う  中島澄夫

焼額山スキー場危険ゾーン
長野県志賀高原・焼額山スキー場ゲレンデにて (2018年1月5日 撮影)

焼額山スキー場2
志賀高原・焼額山スキー場にて (2018年1月5日 撮影)
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中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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