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世界の糖尿病4億2500万人

 今月14日は世界糖尿病デイ(World Diabetes Day)であり、この日を中心に世界規模で糖尿病に対する注意の喚起と予防に関するイベントやシンポジウムなどが各地で開かれている。 今年のテーマは「女性と糖尿病}となっている。 11月14日は1922年にベストとともにインスリンを発見したバンティングの誕生日であり、それを記念して設立されたものだ。

 国際糖尿病連合(IDF)の発表によると、2017年の世界の成人(20~79歳)糖尿病患者は、4億2500万人で、11人に1人の割合だという。 これは2015年に比べ1000万人の増加で、2000年以降は過去最高を更新し続けている。 国別では、1位が中国、2位がインド、3位が米国で、日本は6位である。

 厚労省による2016年の国民健康栄養調査によると、HbA1c値が6.5%以上で糖尿病が強く疑われる者は1000万人で、4年前に比べ50万人増えている。 またHbA1cが6.0~6.5%未満で糖尿病の可能性を強く疑う予備軍も約1000万人いるという。 糖尿病は今や立派な国民病である。

 近年、日本の糖尿病患者の寿命は延びており、30年で約10年延長したという調査結果がある。 治療の進歩による恩恵である。 一方で、オックスフォード大学の研究グループが50万人以上の中国人を対象にした調査研究によると、50歳以下で糖尿病と診断された患者の寿命は、糖尿病のない人に比べ、平均で9~10年短いことが判明したという。 生活習慣を改善し、血糖コントロールを良好に維持すれば、寿命を劇的に伸ばすことも可能となるのが糖尿病である。

 人間は歳とともに万人が老化する。 老化の主要原因は酸化ストレスで増えた活性酸素による蛋白の酸化・変性と、あり余った糖による蛋白の糖化・変性であり、老化の進行を遅らせるためには食後の血糖を上げ過ぎない工夫が必要である。 心したいものだ。

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和合別館2
里の秋: 老人保健施設・和合の里 別館 (2017年11月28日 撮影)
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プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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