朝食と健康づくり(その2)

 人間は体の中に時計をもっており、脳(視交叉上核)には親時計が、肝臓、腎臓、膵臓などの各臓器には子時計があり、25時間リズムを刻んで生きている。 体温、血圧、睡眠と覚醒、免疫、脂肪の燃焼、傷ついたDNAの修復など基礎的な生命現象の多くは日周リズムまたは概日リズム(サーカディアン・リズム)をもち、そのリズムは体内時計によって決定されている。 この時計が長期的に乱れると、代謝や生理機能が低下し、ガンや肥満、生活習慣病を起こしやすくなる。 短期的な乱れは旅行時の「時差ボケ」として知られ、疲労、不眠、見当識障害などがみられる。 地球の1日周期は24時間であるが、人間の体内時計は1日25時間のリズムを刻んでいるため、1日24時間というルールで社会生活を送るためには、毎日1時間の調整(リセット)が必要になる。

 さて、その調整に大役を担っているのが朝の光朝食である。 朝起床と同時に窓のカーテンを開け、明るい日差しを浴びると目の奥にある親時計がリセットされ、さらに決まった時間にバランスのとれた朝食をとると各臓器にある子時計もリセットされ、24時間サイクルに合わされることになる。 リセットには誘導された複数の時計遺伝子が関与するとされる。 かくして日中は活発に活動し、夜は眠ることによりメラトニン成長ホルモンの血中濃度が上がり、健康を維持できるというわけである。 

 我々は自分の体内時計をいつも正しくリセットするよう心がけ、日々身体のベストコンディションを保ちたいものである。 
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こんにちは
私はブログ更新のため 昼夜関係なく起きたり寝たりで
体内時計が狂いっぱなしです(´д`ι)
いけないと思いながら何か良い絵が思いつくと
夜中でも起きて絵を描いたりしてしまいます、
絵が描きあがるとやっと熟睡できる そんな毎日
反省します゚+.(*´pωq`)゚+
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プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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