男女平等ランキングで111位の日本

 久しぶりに先週末、夫婦で日本百名山の一つ筑波山へ登山してきた。 筑波大学の大学祭(雙峰祭)を楽しんだ後、筑波山温泉で一泊し登山となった。 筑波山は「東の富士、西の筑波」といわれる名山であり、男体山(なんたいさん)と女体山(にょたいさん)の双峰からなる。 巨岩や巨石が多くて見どころは各所にあるが、その登山道は狭いところが多く、白雲橋コースを中心に大きな石や岩の連続で足の踏み場を選ぶのに苦労するほどの難所も多く、距離のわりに脚力を必要とする登山であった。

 さて、世界経済フォーラム(WEF)が、今秋発表した世界の男女平等度ランキングで、日本は過去最低の111位となり、G7中で最下位となった。 これは政治、経済、教育、健康と生存率の4つの分野における女性の進出と地位を「ジェンダー・ギャップ指数」として総合評価したもので、日本は前年よりも10も下がっている。

 日本は教育や健康で順位を上げたが、経済で118位と12も下げ、項目別では所得格差が75位から100位に急落した。 第1位はアイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェー、4位スウェーデンと、政治家の報酬が極端に低いことで知られ、政治への女性進出が目立つ北欧諸国が上位を占めている。 主要国では、ドイツ13位、フランス17位、英国20位、カナダ35位、米国45位、オーストラリア46位、イタリア50位、ロシア75位、中国99位、韓国116位となっている。

 世界全体の傾向として、教育や健康の分野では男女の格差が縮小しているものの、特に経済では改善の度合いが鈍っていると指摘されている。 このままのペースで推移すると想定した場合、男女が経済的に平等になるのに170年かかるというから、ジェンダーギャップは馬鹿にならない問題である。

後ろより鈴の音高し登山女子   中島澄夫
焼印の濃きを選びて登山杖   片山由美子
雲よりも草のやさしき登山口   楠本信子
我が一歩君が一歩や登山靴  今井千鶴子

筑波山登山道
筑波山登山道 (2016.11.7 撮影) 

弁慶7戻
弁慶の七戻りの石 (筑波山にて:2016.11.7 撮影)


スポンサーサイト

コメント

Secret

プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR