皮膚病の診断と人工知能

 ヒトがかかる皮膚病は多種多彩で診断に迷うことも少なくない。 これまでは、自分の目でよく見て、過去の経験を頼りにしながら、時には採血したり、組織を採取し鏡検したりして診断するのが普通であった。 

 米国ロサンゼルスのベンチャー企業「Lubax」はスマートフォン上の専用アプリで皮膚の病変部位を撮影し、それを1万2000枚以上の皮膚病変写真のデータベースに照合し、たった5~10秒の短時間で、診断結果の候補を表示するデバイスを開発し、医療用ツールとして、すでに米国、カナダなど8か国で利用を可能にし、日本でも今秋発売される予定という。

 Lubaxはピクセルレベルで画像を詳細に解析し、茶色一色をとっても人間の目では区別できない256通りを探知できるというから驚きというほかはない。 データベース内のすべての写真には、皮膚科専門医の診断結果がついているので、信頼度は極めて高いといえる。

 がん患者の全遺伝情報(ゲノム)を解析し、人工知能(AI)を使って最適の治療法を選ぶシステムの開発も進みつつある。 AI住宅では、温湿度を自動調節したり、防犯カメラで顔認識するシステムも可能という。 今後、医療分野のみならず、多くの領域でAIの活用が期待される。

わがいのち菊に向かひてしづかなる  水原秋櫻子
菊を詰め箱詰めにしたい女あり  田中久美子
汗拭ひ拭ひ拭って畝立てる  中島澄夫

秋菊2016
玄関に菊を活ける  (2016年10月7日 撮影)

 

 
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プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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