食塩感受性のリスク
2016.08.15(Mon)
このところ連日連夜、リオ・オリンピックでの日本人の活躍がTV放映され、見始めるとつい引き込まれ、いけないなあと思いながらも夜更かしとなりやすい。 序盤では柔道での躍進が目立ち、今回の五輪では、まだ中盤とはいえ、日本人のメダル獲得数が多いように思う。 メダル獲得するごとに特別の感動がわいて、頭の良い刺激となるのはよい。
さて歳をとると副腎、腎臓、心臓などに特別な病気がなくても高血圧になる人が増える。 一般に、収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上を高血圧と呼んでいるが、大部分の人は特別の病気を持っていない。 特別の病気を持っていない日本人の高血圧の約半分は、食塩感受性高血圧で、残りの半分は食塩非感受性高血圧とされている。 食塩感受性高血圧は、一般に食塩負荷後の減塩により、収縮期血圧が10mmHg以上、持続的に低下する場合をいう。
現在、食塩感受性を簡便に判定する標準化された検査法がなく、評価を容易にするバイオマーカー(血液、尿、DNAなど)の開発が急務となっている。
最近、米国心臓協会(AHA)は、食塩感受性そのものが心血管疾患のリスクとなるので、食塩感受性を持った人は、たとえ「高血圧がなくても、食塩摂取を控えるべきである」という勧告を出した。 日頃から食塩摂取が過剰とならないよう、注意したいものである。
朝顔に見入れる人のうなじかな 林翔
あさがほや素顔同士の立ち話 山中谷勝子
うつつより覚めて八月十五日 大野鵠士

飛騨高山・さんまち通りのアサガオ(2016.7.23 撮影)

食べごろになったブルーベリー:開田高原にて(2016.7.30 撮影)
さて歳をとると副腎、腎臓、心臓などに特別な病気がなくても高血圧になる人が増える。 一般に、収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上を高血圧と呼んでいるが、大部分の人は特別の病気を持っていない。 特別の病気を持っていない日本人の高血圧の約半分は、食塩感受性高血圧で、残りの半分は食塩非感受性高血圧とされている。 食塩感受性高血圧は、一般に食塩負荷後の減塩により、収縮期血圧が10mmHg以上、持続的に低下する場合をいう。
現在、食塩感受性を簡便に判定する標準化された検査法がなく、評価を容易にするバイオマーカー(血液、尿、DNAなど)の開発が急務となっている。
最近、米国心臓協会(AHA)は、食塩感受性そのものが心血管疾患のリスクとなるので、食塩感受性を持った人は、たとえ「高血圧がなくても、食塩摂取を控えるべきである」という勧告を出した。 日頃から食塩摂取が過剰とならないよう、注意したいものである。
朝顔に見入れる人のうなじかな 林翔
あさがほや素顔同士の立ち話 山中谷勝子
うつつより覚めて八月十五日 大野鵠士

飛騨高山・さんまち通りのアサガオ(2016.7.23 撮影)

食べごろになったブルーベリー:開田高原にて(2016.7.30 撮影)
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