世界の長寿者は卵好き

 世界の最長寿記録者は、122歳164日を生きたフランス女性のジャンヌ・カルマンさんである。 日本人の長寿日本一記録者は、女性の大川ミサヲさんで、117歳27日となっている。 現在、存命中の最長寿者は、115歳で4名存在し、第1位は米国人のスザンナ・ジョーンズさん、第2位がイタリア人のエマ・モラノさんとなっている。 最近、この2人の生活習慣を調べたところ、共通点として2人とも大の卵好きで、毎日卵を食べていることが注目されている。

 1位のジョーンズさんは、起床するとまず朝ぶろに入り、スクランブルエッグとベーコンを食べるのが日課で、服用する薬は降圧薬とビタミン剤だけで、それ以外に常用する薬はないという。 緑内障のため最近は目がほとんど見えない状態という。

 2位のモラノさんは、子供の頃から、毎日2~3個の生卵を食べ続けており、ステーキが好物だという。 常用薬はない。 年齢相応の体力低下は見られるものの、おおむね元気に過ごす毎日である。

 歳をとっても、要介護にならず自立した生活を維持するためには、栄養管理が不可欠である。 卵には良質なたんぱく質やβーカロテン、ビタミンEなどが豊富に含まれている。 また卵黄にはコリンが多く含まれ、脳内神経伝達物質であるアセチールコリンの原料になるので、認知症の予防になる食材でもある。

 卵黄はコレステロールを多く含むため、高コレステロール血症の人は敬遠するかもしれない。 しかし卵黄のコレステロール含有量は、確かに100g当たり1400mgと多いが、肝臓のコレステロール合成を刺激するミスチン酸の含有量が少なく、また血中コレステロール低下作用をもつオレイン酸を多く含むとともに、血中悪玉コレステロールを低下させるレシチンを含むため、卵を2~3個毎日食べても血中コレステロール値は上昇しないことが実証されている。

 卵アレルギーの人には無理だが、卵を毎日食べることは、長寿につながる可能性大といってよいようだ。

寒卵煙も見えず雲もなく   知久芳子
白米におとすうれしさ寒卵  中島澄夫
塗椀に割つて重しよ寒卵  石川桂郎

 紫式部2015
開花を始めた我が家の庭のムラサキシキブ(2015年7月5日)
スポンサーサイト

コメント

No title

初めての書き込みです。来訪ありがとうございました。
カワセミとハスは実写です。それをソフトを使ってGifアニメに加工してあります。涼しげな雰囲気を感じていただけたら幸いです♪
世界の長寿者は卵好き・という記事は興味をそそる内容ですね。平均寿命まであと20年、健康に関する情報には敏感になりました(@^_^)ゞ
Secret

プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR