暑さ指数と熱中症

 台風6号が足早に過ぎ去って、日中の気温は急上昇し、夏野菜には好都合だが、今年も熱中症に注意する季節となった。

 熱中症(heat stroke, hyperthermia)は,高温多湿化の環境下で起こる人体の適応障害の総称であり、体温が40°Cを超えると死に至ることもある病気である。 日本国内で6月から9月の期間で熱中症のため救急搬送された患者数は、2010年に56119人、2013年に58729人で、年齢層別では65歳以上の高齢者に最も多く、2013年では全体の47%を占めている。

 近年、住宅で発生する高齢者の熱中症が増えており、2010年の厚労省人口動態統計では死者数1731人のうち家庭での発生が46%を占め、家庭で発症する高齢者の熱中症対策が急務となっている。

 熱中症の予防を推進するため、環境省はホームページ上に「熱中症予防情報サイト」(http://www.wbgt.env.go.jp/)を設けて、熱中症の危険度を示す「暑さ指数」(WBGT)を公表するサービスを5月13日から10月16日まで行うと発表した。 

 暑さ指数は気温、湿度および日差しの強さの3つから算出する国際指数で、1954年に米国で開発された指標である。 熱中症の起きやすさを、1)ほぼ安全、2)注意、3)警戒、4)厳重警戒、5)危険、の5段階に分けて表示しているので分かりやすく、参考にしたいものだ。

まずは水一息入れる熱帯夜   中島澄夫
念力のゆるめば死ぬる大暑かな 村上鬼城
暑き日を海に入れたり最上川  松尾芭蕉

 チューリップ満開
2015年 勅使池畔の春
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プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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