秋と火災事故

 市街地でも紅葉が始まり、いよいよ秋深しの感がある。 季節外れの大型台風が南海上に発生し、日本列島に向っているものの上陸はなく、沿岸部での影響に限られるようで、まずは一安心である。 朝晩冷え込みが厳しくなると、各地で火災事故が増え、高齢者や子供が逃げ遅れて死亡するという痛ましい報道を耳にする時期でもある。

 ガスコンロなどのガス調理器の火が着物に燃え移る事故を「着衣着火」と呼んでいる。 2013年の着衣着火による全国の死亡者数は121人に上るという。 2006年の着衣着火による年齢別死亡者数をみると、65歳以上が76.6%を占めたというから、犠牲者の大半は高齢者ということになる。 事故の際に来ていた衣服は3割がセーター、2割がフリースの上着とされる。 最近はエプロン、アームカバー、パジャマなどの防火製品が開発され発売されているので、利用すれば予防につながる。 

 また呼吸不全のため酸素吸入療法を受けている人が、タバコを吸おうとして、火が高濃度の酸素に引火して火だるまになって死亡したり、大やけどする火災事故も毎年全国で発生する。 東京都消防庁の調査によると、同様の事故は、過去10年間で東京都内だけで11件発生しているという。 酸素吸入中は、鼻から漏れた酸素に引火すると、一気に燃え広がるのでタバコや線香など火気には十分注意しなればならない。

 山紅葉今盛りなり信濃そば     中島澄夫
 色付くや豆腐に落ちて薄紅葉    松尾芭蕉
 月一つ落葉の村に残りけり     若山牧水

秋の軽井沢(H26.11)
長野県軽井沢別荘地の秋(平成26年11月3日撮影)
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中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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