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新年度のスタート

 今日から新年度が始まる。 エイプリルフール(April fool)である。 日本ではせっかく新型コロナウイルス感染症の第3波が終わると思いきや、大阪、兵庫(神戸)、宮城(仙台)などの地方都市で集団感染が一気に増え始め、この数日、大阪府の1日新規感染者数は東京都のそれをはるかに超える勢いである。 変異ウイルスの拡大が、少なからず影響しているようだ。 東京都内の大学病院が感染して入院した患者を自主的に検査したところ、半数近くが変異ウイルスに感染していることが分かったとしている。 政府は今夕、対策会議を開き、大阪府、兵庫県、宮城県の1府2県に対し、「まん延防止等重点措置」(まん防法)を4月5日より5月5日までの1か月間適用することを決めた。 まん防法の適用が奏効することを願いたいものだ。

 最近は英国型の新型コロナウイルス変異株が世界的に拡大しており、3月29日時点で100か国に拡大し、南アフリカ株、ブラジル株を合わせると変異株は120か国に拡大したという。 変異株の感染率は従来株と比べ1.7倍、死亡率は1.3~2.0倍とされているようだ。 現行ワクチンは主流の英国株には有効、南アフリカ株やブラジル株には殆ど無効で、モデルナは変異株に効くワクチンを作ったとされる。 ウイルスの変異がさらに進めば新しいワクチンの開発が急務となる。 

声なしも鴛鴦はるか睦まじき  中島澄夫
そのうちに隠れ住みたき鴛鴦の沼  飯島晴子
せゝらぎに耳すませ居ぬ山桜  杉田久女
まだ春か奥蓼科の山桜  林翔

オシドリR3
冬を惜しむオシドリ (2021年3月27日 撮影)

ヤマ桜R3
ヤマザクラ満開 (2021年3月27日 撮影)

枝垂れ桜R3
春風になびく枝垂れ桜 (2021年3月27日 撮影)

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春めく

 名古屋気象台は3月17日にソメイヨシノの標準木に5,6輪の花が咲き、が開花したと発表した。 昨年と比べて5日も早く、平成元年と平成2年に並び最も早いという。 隣県の岐阜市でも、その前日の16日に開花宣言があり、昨年と比べ、やはり5日早い開花だったという。 花見が新型コロナ感染症の感染拡大にならないようにしたいものだ。

 春の陽気に誘われて家の庭の北側片隅では、スノーフレイク、ユキヤナギ、クリスマスローズなどが次々と花を咲かせ見ごろを迎えている。 今夏開催予定の東京オリンピックも近づくが、世界的なコロナ禍で海外の一般客の受け入れを断念する方針となるなど規模縮小は避けられず、開催自体に懸念が出ている。 関係者による舵取りの手腕が問われそうだ。

 海を隔てたお隣の中国では、このところ過去10年で最強の黄砂に見舞われ、首都の北京では数100m先が見えないほどだという。 市全体が黄色い霧に覆われ空港では、今月15日400便以上が欠航になったというから大気汚染のひどさが思いやられる。 黄砂は霾(つちふる)とも呼ばれ、日本では、例年3月頃から出現し、4~5月に最も多くみられる。 この季節、黄塵を日本へ運ぶ強風が吹かないことを祈りたいものだ。 

初桜はやちりかゝる人の顔  小林一茶
此雨で初桜にもなりさうな  正岡子規
スノーフレイクみなうつむきて留守の家  満田玲子
奥ゆかしスノーフレイク庭の隅  中島澄夫

初桜とミツバチ
初桜とミツバチ : 家から約1kmの熊野神社にて (2021年3月20日撮影)

初桜2
熊野神社の初桜 (2021年3月20日 撮影)

スノーフレイク
庭に咲いたスノーフレイク (2021年3月20日 撮影)




 

変異型コロナウイルス

 3月に入り、家の玄関に置く鉢に昨秋植えた小型のパンジー(ビオラ)が急に勢いづいて可憐な花を次々と咲かせ賑やかである。 パンジーの原種はサンシキスミレ(三色すみれ)で、日本へは江戸時代末期にオランダから渡来したとされ、当初は遊蝶花とか胡蝶花とも呼ばれたという。 今では寒中に咲く花として欠かせない存在である。

 さて、日本を含め世界的に新型コロナウイルスワクチン接種が進みつつあるが、変異型ウイルスの感染が拡大しつつあり、感染の下げ止まりどころか拡大する地域も見られ一進一退の状態が続いている。 日本政府は首都圏1都3県に延長発令中の緊急事態宣言を3月21日までで解除する方向のようだが、まだ油断は禁物だ。 

 変異株ウイルスは今のところ英国型、南アフリカ型およびブラジル型の3つが主流で、ヨーロッパで急増しており、フランスではすでに約60%を占め、米国ニューヨーク州でも約50%を占める勢いだという。 変異株は従来株に比べて感染率が2~7倍、重症化率が約2倍とされ、増えると厄介である。 

 日本では変異型の検査数が少ないものの、3月9日までで、25都府県で320人以上が確認されており、内訳は96%が英国型で、4%がその他である。 変異型がこのまま増加すると感染の第4波を作る原因となるので、感染拡大は何としても阻止したいものだ。

パンジーの小熊の顔に似たりけり  森田峠
菫咲門や夜さへなつかしき  小林一茶
パンジーを揺する雪来しわれの風  大野林火
パンジーの花色あまた目に薬  中島澄夫

ビオラR3
玄関に咲くビオラ  (2021年3月14日 撮影)

キンセンカR3
満開のキンセンカ (2021年3月27日 撮影)

ヒヨコたち
生まれたばかりのヒヨコたち(名古屋コーチン);2021年3月27日 撮影





緊急事態宣言の解除

 東京を中心とする首都圏を除き、本日3月1日をもって当地の愛知県を含む6府県で新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言が解除された。 気分的には少々気が楽になったが、2月最後の週末を迎えた東京では、先月宣言が出た直後に比べて多くの地点で人出が大幅に増加したとされ、更には間もなく年度替わりで人の移動は当然ながら盛んになることが必定である。 ここで旅行、宴会、花見と浮足立てば、見えてくるのは感染の第4波である。 願わくば順調に収束して、オリンピックへとつながることを期待したいものだが、感染の動向をよく見て、各地で独自の有効な宣言を出しつつ第4波を作らない工夫が必要である。

 私が住む愛知県では、緊急事態宣言の解除に伴い、新たに「厳重警戒措置」を発令し、飲食店の夜間営業を9時までとする要請を出すとともにイベントの開催制限を行うなどとしたが、これで感染拡大をどこまで抑え込みできるかどうかが問われることになる。

 さて、世界はどこ行っても大部分の学生は貧乏である。 アルバイトなどをして生活費の足しにする学生が多い。 米国の大学生などは、親に頼らずローンを組んで学生生活を送るものが多い。 日本では昨年、女性の自殺者が前年比で14%も増加したが、年齢で見ると20歳代と40歳代の若い年齢層での自殺が目立って増加しており、コロナ禍で若い女性への影響が深刻となっているようだ。

 先月、フランス政府は全ての女子学生に生理用品を無償提供すると発表した。 昨年の11月には英国のスコットランドが世界で初めて全ての女性への生理用品無償提供を発表している。 臨機応変の時機を得た施策の一つだと思う。 この動き、さてどこまで広がりを見せるだろうか。

よく噛んでいただく御飯梅の花  田井洋子
口笛に答へ目白の高音来る  満田玲子
梅が香にのっと日の出る山路かな  松尾芭蕉
赤白となびく道場目白鳴く  中島澄夫

枝垂れ梅満開
満開となった枝垂れ梅:名古屋にて (2021年2月27日 撮影)

メジロと枝垂れ梅
目白と枝垂れ梅 (2021年2月27日 撮影)

枝垂れ白梅
枝垂れ白梅  (2021年2月27日 撮影)

   

新型コロナワクチン

 2月も後半に入り、色とりどりの梅が咲き競う季節である。 早咲き遅咲きと梅には種類が多い。 日本では江戸時代に品種改良が行われ、今では500種類以上あるといわれる。 園芸学的には、花の観賞を目的とする「花梅」と、実を採る目的の「実梅」に分けられる。 梅干しは正に日本の味である。 梅が開花するやメジロが蜜を求めて枝から枝へとせわしく飛び交うこの頃である(写真)。 

 さて、遅ればせながら日本でも新型コロナウイルスワクチン接種が、今月17日に先ず東京で始まり、名古屋でも19日に始まった。 医療従事者が先行接種の対象であり、続いて65歳以上の高齢者、基礎疾患のある人、高齢者施設の従事者、一般者の順に行われることになっている。 当面使用されるワクチンは、人工的に作った遺伝物質のmRNAを使ったファイザー製のもので、mRNAを包む膜にポリエチレングリコール(PEG)を使っている。 これは化粧品や歯磨き粉、シャンプーに使われており、一部の人にアレルギー反応を起こすことが知られる。 ファイザー製の次に利用可能なモデルナ製のワクチンもmRNAワクチンであり、化粧品に過敏な人や、過去にアナフィラキシー反応を起こしたことのある人は注意が必要であり、このような人は次に利用が可能となるワクチン(アストラゼネカ、J&J など)を待つのも選択肢の一つである。

 ワクチン接種は頭痛、発熱、倦怠感などの副反応と感染予防効果を天秤にかけて自分が決めるものであり、強制ではないことを自覚したうえで受けたいものである。

梅咲やせうじに猫の影法師  小林一茶
枯芝に坐りて四方の梅日和  草野草城
探梅や枝の先なる梅の花  高野素十
天を衝く枝に濃蜜目白来て  中島澄夫

梅とメジロ2
紅梅とメジロ (2021年2月20日 撮影)

梅とメジロ1
満開の梅とメジロ (2021年2月20日 撮影)

梅とメジロ3
梅とメジロ (2021年2月20日 撮影)

プロフィール

中島澄夫

Author:中島澄夫
約80坪の畑を耕し、ブロッコリー、トマト、ナス、ニンニク、キュウリ、オクラ、ズッキーニ、大根、生姜、馬鈴薯、玉葱、白菜、青梗菜、小松菜、空心菜、金時草、水菜、スナックエンドウなどを自家用に栽培。近著として、「高齢者医療:健康長寿と全人的ケアをめざして」(オーム社、H20.4)など。名古屋市緑区在住。

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